手塚梓さん 二科展に2年連続入選!! 【報告】2007/11/18
7期生(昭和47年卒)の手塚梓さん(本名手塚恵美子)が、昨年の二科展初出展初入選に続き、今年も2年連続入選の快挙を果たし、去る9月8日六本木国立新美術館にて、受賞式が行われました。
デザイン部のイラストレーション部門で、昨年は「赤い靴」、今年は月夜の晩の妖精をイメージした「ぽよ、降りる」で見事受賞となりました。
手塚さんの本業はピアニスト。中学生の頃より、趣味で水彩画や油絵を描いていましたが、数年前にパソコンを購入したのをきっかけに、ワードやエクセルを覚える前にパソコンアートの世界にどっぷり浸かってしまったとのことです。
手塚さんにその魅力を尋ねると、「アトリエも要らないし、絵の具の乾きの心配もなく、好きな時間に手軽に描け、つまり自分の生活スタイルに合っているということですね。それと、絵画は1点物ですが、パソコンアートはポストカードや、シールもプリントできる楽しさもあるのです。」と答えてくれました。
また、手塚梓さんは俳人としての顔を持ち、正岡子規の俳句に自ら曲をつけ、ソプラノ歌手の正岡祐子さん(子規の孫夫人)と、本業のピアノ演奏を収録したCDを最近発売して、マルチタレント振りを発揮し活躍しています。
(写真:左が「ぽよ、降りる」、右が「赤い靴」)
記事作成 : 7期 松本